CPFは番号が発行されます

来年の1月から、CPF(納税者番号)の取得が義務化されることについて投稿しました。

もうあと4カ月くらいでスタートしますね。
領事館の手続きについて、どのくらい不便が生じるのか、あるいは便利になるのかは想定できかねますが、持っていないとまずその手続きから始める必要があったりします。

申請はオンラインで完結

必要書類を準備して、ブラジル本国の担当部門へメールをすれば、だいたい2週間くらいで登録が完了するようです。

日本ではマイナンバーがとりあえず普及していますが、ブラジルは結構前からこの番号で色々と管理されていますので、今後必須になると思います。

早めに申請しましょうね。

ブラジルのパスポートの申請手順について

ブラジルのパスポートをゼロから申請しなければならない方向けに、ざっくりとした手続きの流れをご説明することにしました。

ご参考になれば幸いです。

1.パスポートの手続きに必要な書類を揃える


  選挙権
  兵役手続き(成人男性のみ)
  出生証明書や婚姻証明書

ひとつでも足りない場合には申請が出来ませんので、整える作業から取り掛かりましょう。
兵役登録は、領事館に行く必要があります。
選挙関係の手続きはオンラインで完結することが可能ですが、サイトはブラジルの政府のサイトで全てポルトガル語ですので、わかる人に頼ったほうが早いかもしれません。

2.申請書を専用サイトから作成する

https://formulario-mre.serpro.gov.br/sci/pages/web/ui/#/instrucoes-iniciais-pacom

作成したら、最後に申請書を表示することができます。
そのページを印刷して、サインします。

3.証明写真を撮る


できれば写真屋さんで撮影してもらいましょう。
背景は必ずです。また、サイズは縦7センチ 横5センチの変則的なサイズです。

4.領事館のオンライン申請システム「e-consular」に登録し、情報を送信。

登録方法はこちらもご参照ください。

5.申請

申請は郵送もしくは本人出頭申請となります。
大方の場合には郵送で手続きが完了しますので、領事館の指示に従いましょう。

ブラジル領事館手数料の支払い方法

郵送にて手続きをする場合の領事館手数料を紹介します!

「東京編」

東京・五反田にある在京ブラジル総領事館へ、郵送での手続きを依頼する場合には、領事館手数料は「定額小為替」や「郵便為替」を使います。

領事館手数料と同額の為替を郵便局で購入し、発送する書類に同封します。

これは「パスポート」の領事館手数料、19,200円を支払った時の様子。
この郵便為替は発行に手数料550円がかかります。

「名古屋・浜松編」

名古屋と浜松にあるブラジル総領事館では、「事前振込」としています。

ブラジル銀行、もしくは「ゆうちょ銀行」から領事館の専用口座へ振り込みをし
振り込んだあとの証明書を、発送書類とともに送る形をとっています。

まず、領事館のサイトにある情報を確認し、また、領事手数料を確認します。

この時、なぜかブラジル銀行が絡んでいる関係で、ブラジル銀行手数料500円を加算した金額を振り込む必要がありますので、注意が必要です。

払込取扱票をゆうちょ銀行のATMで振り込んだら、

ご利用明細票の写真を撮って、E-CONSULARからアップロードします。

これ、原本を領事館に送る必要がありますので捨てたらダメですよ~。

窓口での手続きの場合も東京と名古屋で異なります。


以上のように、なぜか東京と、名古屋・浜松の領事館で支払方法が異なるのですが、郵送での手続きのみならず、窓口での手続きでも支払方法が異なります。


東京は『券売機』 名古屋は、事前にブラジル銀行に立ち寄って支払い

東京では、窓口で対応してもらったのち、指示に従って近くにある券売機で手数料分のチケットを購入する形で支払います。

出典:領事館サイトから

https://www.gov.br/mre/pt-br/consulado-toquio/servicos-consulares/pagamentos-e-valores/instrucoes-de-pagamento

名古屋では、近くのブラジル銀行に事前に立ち寄ってあらかじめ手数料を支払います。

お役に立てたらうれしいです。


身分確認のための「自撮り」

ブラジル領事館の手続きをe-consularで行うとき、特に選挙登録や兵役登録の際の事前本人確認で、自撮り写真をアップロードするような指示が出るようになりました。

間もなく作成が義務となる「CPF 納税者番号」の取得についてもこの「自撮り」が必要になります。

「ブラジルの身分証」を手に持って撮影しましょう

基本的には、ブラジルのパスポートや身分証明書を手に持って、自撮りします。
撮影しづらい場合には、誰かに撮ってもらいましょう。

サンプルをいくつかご紹介しますとこんな感じです。

~選挙裁判所のHPから引用しました~

★「顔写真」がある「ブラジル」の証明書を手に持ち

★ 輪郭が隠れない程度に、顔の横に持ってきます。

★ 証明書の内容が鮮明に映るようにしてください。

領事館やブラジルのほうでうまく処理ができないと、再度撮影して送るよう指示が来たりしますので、それに従って進めれば大丈夫そうです。

色々とインターネットで手続きができるようになって便利なブラジルです。

楽になりました【婚姻要件宣誓書】

ブラジル国籍の方が日本で婚姻手続きをする際に必要な書類。
あるいは
シングルマザーの方が手当を申請する際に必要となるこの書類。

証人が不要になったので、申請までのスピードがかなり早くなりました。

とりあえず必要となる書類の写真があればオンラインで申請できます。
証人の書類うんぬんが要らないのはかなり大きいですね。
第三者の状況に左右されることなく、申請が可能となりました。

オンライン申請をしてから、審査完了・予約してもOKですよ!の返信がくるまで
1週間近くかかりますが、それでも楽になりました。