ブラジルパスポートの更新手続きについて

パスポートに関するお問い合わせや検索からこの記事にたどり着いてくださった皆様、ありがとうございます。

コロナ禍の前は、領事館に書類を持っていけばなんとかなっていたパスポートの申請ですが、コロナになって領事館での受付人数に制限ができるように、e-consularというオンライン申請・事前承認と予約のシステムが導入されてからは、それができなくなってしまいました。

さらに、申請書類や身分状況についての証明が整っていない場合には申請ができなくなっています。

具体的には

・日本で結婚したのに、婚姻届を領事館に出していない
・日本で離婚したのに、離婚の届出をブラジルにしていない

といったケースでは、まずそれらの手続きを済ませてからパスポートの申請をしなさい、という指示が入ってきます。

また、18歳以上の成人であれば「選挙権」に関する登録を、男性の場合にはさらに兵役の登録を済ませていなければ、パスポートの申請はできません。


最近はパスポートが有効でないと、結婚の際に必要となる「婚姻要件具備証明書」の発行や、帰化申請に必要な「国籍証明書」の発行が受けられないと言った、トラブルではないですが手続きが行き詰ることが多々起こっております。

なので日本で結婚や日本国籍への帰化を検討されていらっしゃる方は、とにかくまずご自身のパスポートが有効なのか、失効している場合にはパスポートの更新のために必要となる兵役と選挙関係の手続きを終えることを強くお勧めいたします。

出生証明書手配代行料金の改定

6月になりました。

大変な世の中が続いておりますね。早く脱出してほしい限りです。

さて、
先般より当事務所ではブラジルからの出生証明書の取り寄せを行っており、開業以来
とても多くのお客様からご依頼を頂いてまいりました。

単純に結婚に必要だから、というケースから、帰化申請や相続に必要、という場合や
同業他社の行政書士の先生からもご依頼を受けてまいりました。

弊所でもスキームの確立や業務効率化によってかかる手間がだいぶ減ったことや、ブラジル側のオンライン化、通貨安などもあり、6月以降結婚などで出生証明書が必要となる方のためにも価格の見直しをし、ご依頼者さまの経済的な負担を少なくできるように致しました。

もし出生証明書が必要という方がいらっしゃいましたら是非ご検討、お気軽にお見積りください。

宜しくお願い致します。  

軍警察、民事警察、連邦警察の違いについて

麻薬密売組織との銃撃戦が話題になったブラジルの警察組織について、

6年前に書いたブログ記事があったので、再掲載してみました。

ブラジルには「警察」と呼ばれる組織が3つあります。

その違いを意識したことはありませんでしたが、ふと気になったので調べてみました。

通な方はご存知かと思います。

Policia Federal, Policia Militar, Policia Civil

この3つの組織がありまして、それぞれ以下のようです。

1. 軍警察 治安の維持が主な役割。パトロールや警備など事件事故が起きないよう

事前に警備、警護をする。防犯カメラ、自転車や馬での警備をする。
法律上捜査は出来ないことになっているが、部分的に行われているのが
実際のところのよう

2. 民事警察 既に起きてしまった刑事事件の分析、捜査が主な役割

調査、尋問、不法行為の捜査をし裁判所へ犯罪の証拠を提出する。
管轄の州域内での犯罪を対象にすることから司法警察とも呼ばれる。
法律上軍警察の役割である警備は出来ないことになっているが、
実際のところ警備、警護は行われている。

3. 連邦警察 民事警察と役割はほぼ同じだが国家に属する組織のため、連邦政府に

関連する事件を担当するが、現状その区分けは薄れ、全ての事件について
捜査を行っているし、軍警察が行う警備的な役割も担う。
国境警備や出入国管理のほか、警備のための武器の売買も行う。

上記の警察の区分は連邦憲法にて制定されているものの、実際のところは
曖昧になってしまっている部分が多々ある。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210507/k10013016731000.html