ブラジル滞在中、私は「FNAC」というCD&書籍の大型店舗へ直行し、
ブラジルの法律書コーナーを漁ったのでした。
もともと識字率の問題もあるし、法律なんて頭の固い人間がやること、みたいな国のようですし
日本に比べれば細かい法律の参考書なんてないだろうと思っていたのですが
それでも専門書は結構ありました。
特に労働法と刑法の分野については結構多くの本がありましたが、民法や憲法についての
書籍はそんなに多くありませんでした。
お店の品ぞろえに偏りがあったのかな。それともやはり弁護士になったときに稼げそうな分野の
書籍は数多く出版されているのでしょうか
以外と目に付いたのは弁護士試験や公務員試験を受ける人のための参考書、VADE-MECUM でした。
初めて聞きましたこの単語。
ラテン語で「必携」を意味するらしいこの書籍が山積みでした。
~引用~
『O Vade Mecum é um tradicional aliado dos operadores do Direito. Uma obra que sistematiza a principal legislação vigente em nosso país, tornando-se instrumento indispensável para atender todas as necessidades de quem se prepara para o Exame da OAB e para Concursos Públicos』
http://www.leinova.com.br/vade-mecum-impetus-para-oab-e-concursos-2013-autora-carmem-becker
さて、私はブラジル大手の書店「SARAIVA」が出版しているポケット法律辞書の憲法・民法編
(CODIGO CIVIL E CONSTITUICAO)をお買い上げです。
今後ブラジルの民法の一部を紹介する機会があるといいのですが
それ以前に『法律』についての理解や教養を深める必要がありますね。
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