軍警察、民事警察、連邦警察の違いについて

麻薬密売組織との銃撃戦が話題になったブラジルの警察組織について、

6年前に書いたブログ記事があったので、再掲載してみました。

ブラジルには「警察」と呼ばれる組織が3つあります。

その違いを意識したことはありませんでしたが、ふと気になったので調べてみました。

通な方はご存知かと思います。

Policia Federal, Policia Militar, Policia Civil

この3つの組織がありまして、それぞれ以下のようです。

1. 軍警察 治安の維持が主な役割。パトロールや警備など事件事故が起きないよう

事前に警備、警護をする。防犯カメラ、自転車や馬での警備をする。
法律上捜査は出来ないことになっているが、部分的に行われているのが
実際のところのよう

2. 民事警察 既に起きてしまった刑事事件の分析、捜査が主な役割

調査、尋問、不法行為の捜査をし裁判所へ犯罪の証拠を提出する。
管轄の州域内での犯罪を対象にすることから司法警察とも呼ばれる。
法律上軍警察の役割である警備は出来ないことになっているが、
実際のところ警備、警護は行われている。

3. 連邦警察 民事警察と役割はほぼ同じだが国家に属する組織のため、連邦政府に

関連する事件を担当するが、現状その区分けは薄れ、全ての事件について
捜査を行っているし、軍警察が行う警備的な役割も担う。
国境警備や出入国管理のほか、警備のための武器の売買も行う。

上記の警察の区分は連邦憲法にて制定されているものの、実際のところは
曖昧になってしまっている部分が多々ある。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210507/k10013016731000.html

ブラジルのパスポート取得には何が必要なんですか?

っていう、お問い合わせがありました。

そこから!?

って一瞬思ってしまったんですが、いろいろと話しをうかがうと、必要書類自体は見たけれど、いったいなんのことかさっぱりわかんない、っていうことでした。

無理もないと思います。
特に、ブラジルでの居住歴のない方にとっては、イミフな書類ばかりですからね。
私にとってもそうです。私、日本国籍でブラジルパスポートは持っていないですが
ここ10年くらいずっとこういう件に関わっているので、理解はしているつもりです。

まずは領事館サイトを見てみてください。

在東京ブラジル領事館のパスポートに関する案内はこちらですhttp://cgtoquio.itamaraty.gov.br/ja/rrrrrrrrrr.xml

在名古屋ブラジル総領事館のパスポート案内はこちら
http://nagoia.itamaraty.gov.br/ja/rrrrr(rrrrrr).xml

つまづくのは
1.兵役証明書
2.選挙関係の証明書
3.出生/婚姻証明書 です

仕方ないです。だって、日本に住んでいたら何ら関係のない話のように聞こえますもん。

1.兵役証明 は、18歳から45歳までの男性には義務となっているブラジルの徴兵制度への登録の証明書になります。同時に、ブラジル国外に住んでいる場合には兵役が免除されるので、免除申請も済んでいる必要があります。 
済んでいない場合には、まずこの手続きを済ませないと、という話になります。

2.ブラジル国外に住んでいるブラジル国籍の方は、4年に1度行われる大統領選挙に投票する必要があります。投票済の証明がないとパスポート申請ができません。 
 

ここで必要になるのは、選挙人であるという登録が済んでいること。
登録済みの場合には選挙人としての番号が与えられています。
無い場合にはまず登録をする必要があります。
続いて、選挙で投票をしていない場合などは、罰金を払うか、投票に行けなかった事情を送信する必要があるようです。
これらの手続きを済ませて、選挙人としての状況が「正常」である証明書がないとパスポート申請までこぎつけることができません。ハードル高いですよね・・・

ちなみに、1.2.両方の手続きとも、ブラジル国籍者であれば義務です。
日本に住んでいるからとかそういうことはなく、義務なんです。 

3.最後は出生証明書です。 結婚している方の場合には婚姻証明書が必要です。
 出生証明書については、ご両親に聞いてみてください。 

日本に長く住んでいてパスポートを使う機会がないからとパスポート更新を怠っている方が増えているようですが、パスポートが唯一国籍を証明する書類となっているケースにおいて、パスポートの有効期限が切れているせいで就職できなかったり、いろいろな不具合があるという方のご相談が増えております。

ぜひこの機会に、改めてパスポートの状況をご確認ください。

国籍証明書の手配 (Atestado de Nacionalidade)

帰化申請の際に必要な、ブラジル国籍の証明書の取得代行をいたしております。

【2021年5月5日追記】 
 現在ブラジル領事館ではオンライン申請システムE-Consularの導入により
必要書類が変わっている可能性があります。
 また、東京、浜松、名古屋の領事館でそれぞれ要件がことなる案内がされておりますので、ご依頼いただいた際に追加書類のお願い、場合によっては発行することができない可能性もありますので、ご理解ご了承いただければ幸いです。

ブラジル領事館発行の国籍証明書の手配を代行することができます。

帰化申請の際に必ず求められる「国籍証明書」
ご依頼頂いている案件ではすべて私のほうで取得をしておりますが、
国籍証明書の取得のみのご依頼も承っております。
お住まいの地域を管轄するブラジル領事館が発行しています。
代行の場合、領事館にわざわざ出頭する必要はありません。

基本的な必要書類は以下のとおりです。

  1. パスポート
  2. 在留カードコピー
  3. 出生証明書(独身の場合) もしくは婚姻証明書(既婚、離婚者の場合) 

弊所代行手数料

14,000- (実費・消費税込)
銀行振込(SMBC/UFJ/ゆうちょ)、クレジットカード決済、LINE PAY が可能です。

e-consular とパスポート更新

4月も終わりが差し迫り、連休が間近となりましたね。

さて、

東京のブラジル領事館でも名古屋と同様に e-consular という
オンライン申請システムが導入されました。

コロナ禍でブラジル領事館は一気にデジタル化が進んだように思います。

東京、名古屋両方の領事館に行く機会がありますが、事前に領事館側も申請内容を把握していることもあって、受付から書類の受理、発行までとてもスムーズになりました。
また、待合室も密とならなくなりました。


一方で、イレギュラーパターンだったりポルトガル語を解せない方の場合には
一気にハードルが上がってしまったように思います。
いままで、困ってしまってとりあえず領事館へ、という方々のアクセスが非常に困難になったと言う印象です。

特に、パスポート更新は難儀ですね。

選挙関係(1)の書類や兵役関係(2)の書類が整わない場合には、予約画面まで進めません。

(1)4年に1度行われる大統領選挙はブラジル国籍者の義務として、義務履行あるいは事情による不履行の正当化証明がパスポート申請の際に必要です。
(2)18歳から45歳までの成人男子は兵役義務があります。兵役登録や免除申請をしていない場合には、パスポート更新手続きの前にそれらの手続きをする必要があります。

それらの案内はだいたい本国ブラジルのほうの省庁が管轄しており、日本語や英語の案内はありません。
また、
日本生まれの場合にはブラジルの身分証(RG)を持っていないケースが多く、その身分証がなければ手続きがやはり進まないという矛盾が生まれ、どうあがいても解決しないという無限ループに陥ってしまいます・・・ 

最近このようなお困りの方からのお問合せが非常に多くなりました。

ですが、
うちでも対処しきれない事のほうが多く、お力添えできず悔しい思いをすることが多々あります。
特に結婚や出産に関する手続きに関連する場合にはなんとかお力になれないものかと思うのですが、手続きの壁に阻まれてばかりなのです・・・

ブラジルへの書類発送

ということで!!!!

ブラジルへの書類発送について、主に使われていた郵便局のEMSが止まっている関係で
発送に困っている方からのお問い合わせが結構続きましたので、ここに取りまとめて
おきたいと思いました。

現状(2月18日現在)ブラジルへ『書類』を発送するには以下の方法があります。
(物品ではありません、あくまで紙の書類という事です)

1 クロネコヤマトの国際宅急便
2 DHL
3 Fedex

上記は値段の安い順になっています。

クロネコは1700円
DHLは7000円~
Fedexも8000円くらいからです。

実は郵便局のEMSでブラジルへ書類を送ると、最安の2400円ほどだったのですが、
クロネコのほうが安かったです。

コロナで知ることが出来たサービスの一つですね。

DHLとFedexは高いですがめちゃくちゃ速く確実です。

どちらもサーチャージなどによって値段に増減があるため、随時公式サイトなどから見積りを取るのがいいと思ってます。

それぞれの会社の発送方法等については、各社HPなどからお問合せください。