日伯中央交流協会主催ランチョンミーティング

新橋にあります、日本ブラジル中央協会が主催の講演会のニュースがありました。
http://www.nipo-brasil.org/word/?cat=4

ブラジル国籍に限らず、日系人を日本の『資産』としてとらえ、
「バウンダリー・スパナー」としてブラジル事業に活かせる
貴重な人的資源であるいう位置づけで講演されるようです。

詳細は協会サイトよりご確認下さい。

~以下転載~

第26回ランチョン・ミーティング
講師:古沢昌之氏(大阪商業大学総合経営学部教授) 

演題:「日本の“資産”日系人をどう経営に取り込むか―バウンダリー・スパナーとしての日系人活用戦略論―」
 アベノミクスによって円安が続いています。それにもかかわらず、これまでであったら円安で一服するかと思われた日本企業の外国直接投資意欲は衰えるどころかますます旺盛です。海外事業が本体事業の重要な一角との認識が日本企業にも根づいてきた表れと思われ、その投資先のひとつブラジルへの関心の高さも衰えていません。その半面、多くの日系企業が人材難に直面しています。ジェトロ(日本貿易振興機構)が昨年12月に発表した「中南米日系進出企業経営実態調査」でも、経営上の問題点として特筆されたのが雇用・労働事情で、「人材採用難」の声が調査対象企業から上がっているとのことです。
 そうした状況の中で日本が活用しえる人材として「日系人」に着目し、日本およびブラジル現地での詳細な調査を続けてきたのが今回の講師、古沢大阪商業大学教授です。一般には馴染みのない言葉ですが、その調査結果から日系人は「バウンダリー・スパナー」としてブラジル事業に活かせる貴重な人的資源との結論を得ておられます。日系人を「日本語の分かる」便利屋として雇用してきたのではないかとの反省も込め、経営の一翼を担う人材として日系人をどう捉え、活かし、能力付与していけばよいのか、お話をお伺いします。講師には、著書『「日系人」活用戦略論―ブラジル事業展開における「バウンダリー・スパナー」としての可能性』(白桃書房)をお持ちいただきます。会場でのご購入も可能です。

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